高圧容器/FW成形
丸八では、2000年(平成12年)の核燃料サイクル開発機構殿との共同研究による、金属火災用消火器の開発を皮切りにCFRP(炭素繊維強化複合材料)高圧容器の研究開発と実用化に取り組んでいます。
またCFRP高圧容器の研究開発にて培った、構造解析シュミレーション技術やFW成形加工技術、性能実証試験設備による実証評価システムなどの技術・ノウハウを用い、更に関連する大学・研究機関・企業との密度の高い連携関係を築き、質の高い研究開発チームを構築することで、CFRP高圧容器以外の様々な市場ニーズに基づいた新規研究開発テーマにも取り組んでいます。
製品紹介
医療用酸素CFRP容器
容器設計確認試験合格証
CFRP製医療用酸素容器として自社開発を行い、設計検査、性能実証検査などを経てKHK(高圧ガス保安協会)より国内製造認可を得ました。(2003年)
容量 | 2.1リットル |
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重量 | 1.2kg |
使用圧力 | 19.6Mpa (200kgf/cm2) |
全長 | 350.0mm |
外径 | 100.0mm |
最小破裂圧力 | 66.7Mpa |
燃料電池自動車向け水素用CFRP高圧容器
燃料電池自動車むけ水素用CFRP高圧容器については、H17年度、H18年度の近畿経済産業省地域新生コンソーシアム研究開発事業の採択を受け、「水素燃料電池自動車用70Mpa級プラスチック高圧容器の研究開発」をテーマに研究開発に着手しました。